昨日は風速5~6メータの中をブローがたびたび入ってくる状況でセーリングした。
ブローでは、7~10メーターほどにもなったのだろうか。
アビームで走らせていたレーザー艇は水しぶきを上げてプレーニングする場面もたびたびだった。
手賀沼の風は相変わらず手強い。ブローのたびに突然に風が変わる。
これまでも、突然に風がアンヒール側に変化して、なすすべもなく沈させたことがある。
それで、ブローが水面に発生するたびにものすごく緊張した。
騒がしくなった水面が近づいてくると波立っている水面の中に入る前に風に変化が起こり始める。
その兆候を見逃さないように、全身の神経を研ぎ澄ましてウォッチした。
ブローは相変わらず様々だ。アッと云う間に過ぎ去って行く小さなブローもあれば
5~10分ほどの間ブローの風の中にいるようなものもある。
手賀沼は波は穏やかだけれども、風の変化はものすごく激しい。
最初はやりにくいと思っていたが、慣れてくるとその変化に合すのが楽しみになってくる。
昨日のセーリングでは強風を予想したので、いつも乗っているやや帆の大きなシーホッパーではなく
レーザーに乗艇した。レーザー艇の中では帆の小さなラジアルリグではなく、スタンダードリグである。
また、強風下でも操作しやすいようにやや太めのロープを艇庫で見つけて乗艇した。
いつもは6ミリのロープをつかっているのだが、7ミリ程の比較的柔らかいロープを使った。
これが非常に調子よくセーリング出来る要因になった。
突然の強風などに煽られて、風を逃がす必要に迫られた時には、メインシートの滑りが良くて
風を簡単にセールから逃がすことが出来た。
やや太めのロープだが、柔らかいためか?あるいは表面が滑りやすいのか?どちらかの様だ。
セーリング全体の制御も非常に気持ち良くできた。
メインシートに使うロープの太さや種類でこれほどにも、変化するのを体感した。
今回使ったメインシートは、体調不良で退部した先輩がいつも愛用していたロープである。
その先輩は強風に非常に強かった。
《強風下では、先輩にはかなわない》
と思っていたが、
このロープが有効だった可能性もある。
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