撮影会

 昨日は、AYC(アルバトロスヨットクラブ)の撮影会だった。
我孫子市魅力発信室深田室長より要請があった。
、動画作成にかかわるAYCの協力依頼の話があった。
五月のエンジョイ手賀沼を昨年同様地下鉄等でPRするための動画作成のためだ。
 AYCではクラブの宣伝にもなり、会員獲得の助けにもなるので毎年、積極的に協力している。

 朝の八時に集合指令がかかったが、
私が艇庫に到着したのは九時ころだった。
桟橋を見るとすでに数艇のヨットには帆が掲げられていて、艤装が始まっていた。

 風は弱かったが、昼にかけて風がかなり強まる予報だった。
平均6メータの風が予想された。春先の今頃は、天候が不安定で平均6メータと云っても
ブローではもっと強い。しかもブローが頻繁である。
 それで、帆の大きなシーホッパー艇ではなく、やや帆の小さなレーザー艇に乗艇することにした。
クラブのレーザー艇のL1艇,L3艇はすでに使われていたので、不安があったが最近あまり整備されていないL5艇に乗艇することにした。

 L5艇のアウトホールが見当たらなかったので、もう使われなくなったL4艇のアウトホール
を使って艤装を終えた。メインシートは強風に備えて7ミリのやや太いものにした。

 最初の一時間ほどはレース形式でセーリングをした。風がだんだんと上がって来た。
沈をする艇も出始めた。
私の乗艇している艇のラダーの効きが悪い。レースを抜け出して、桟橋に引き返し、そこで
ラダーの調整をする。ラダーを動かすティラーがトラベラーのクリートに当たって
スムーズに動かせないのだ。ティラーを曲げてみると。ある程度は改善された。
ラダーをティラーにより固定するためにロープが外れないようにするためにクラブヒッチに変える。
ラダー操作がある程度、出来るようになったのでセーリングを再開した。

 レース形式の練習は終わっていて、私と入れ替えにほとんどの艇が桟橋に戻った。
桟橋はヨットで満杯になり止めるところがない。

 それで、私の艇は大きく安定したみずすまし号に留めた。
みずすまし号は波が荒くても全く安定していてびくともしない感じである。
まさに船上のオアシスと云った感じだ。この船を使ってヨットレースの観戦や
花見などの宴会も開かれる。近々、天幕も張られることになっている。
みずすまし号の船上はまことに気分が良い。ノンアルコールビールがあると云うので
飲みながら歓談する。

 十一時ころには、撮影が始まった。みずすまし号を離れて
撮影のカッパの像に向かった。あたりには撮影に備えて多くのカヌーが集結していた。
撮影が開始されて、カヌーの周辺をヨットがセーリングした。

 撮影も無事に終えて、昼飯を作った。作ったと云っても今回は昨晩の残りのカレー
を持ってきて、これをアウトドア用のガスバーナーで温めて卵を入れて食べるだけである。
けれども、栄養価もあり美味い。唐辛子も使用していない完璧な健康料理である。
 
 午後に一段と風が強まる中、3名の仲間と手賀沼の東の端のフィッシュセンターに向かった。

 この3名はいずれも自艇を所有していて、ラジアルリグや4.7の小さな帆を持っている。
それで、今回彼らはラジアルリグ二名や4.7で一名で-リングした。私だけが帆の大きな
スタンダードの帆でセーリングした。
 セーリングするほどに私の艇が帆の小さな艇に遅れだす。結局、かなりの差をつけられてフィッシングセーターに到着する。
セール面積の大きな私の艇のスピードが明らかに遅い。
風は南風でヨットの横風が主である。それでも、強風のために風を逃がしながらセールした。
帆の形状が風で凹むが反対に裏風が入るエリアもあるようにすると風をかなり逃がすことが出来る。
小さい帆を使って風のパワーを目いっぱい使うか、私のように大きな帆で風を逃がしながらセールするのとどちらが有効かと
云うことかもしれない?
もっと、ハイクアウトをやって風のパワーを取り入れればよいかもしれないが、体力に不安があるのと
コックピットのメインシートの滑車の調子も悪くて不安がある。また、手賀沼の風の変化は激しく
突然にアンヒールの風が入ったりするので目いっぱいハイクアウトをするのはやや怖い。

 往復七キロの行程を終えて桟橋にたどり着くと、上領が今度は西の端の北柏に行こうと誘って来た。
私の右足の太ももが痙攣を始めていた。それで、誘いを断り桟橋に帰り、艤装を解いた。
 帆が破れていた。帆も寿命のようだ。
 今日私が乗艇したL5は船底も汚れていたし、水も溜まっていた可能性がある。次回はもう少し
L5を整備して乗る必要がある。
 アクアシューズが破けて使えなくなってしまった。
 もともと、よれよれだった手袋も限界だ。

 強風に備えて、レーザ艇を選択して、太いロープを使ったのは大正解だった。
一度も沈することもなく安定してセーリング出来た。
けれども、肝心のスピードは強風の割に出せなかった。

課題:
1.足の痙攣対策
2.アクアシューズの調達
3.L5血の整備、ラダー・アウトホール・セール。メインシートのコックピットの滑車。

 



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