アウトホールの艤装

 アルバトロスヨットクラブのレーザーやシーホッパーのアウトホールの艤装は
一般に使用されている1・8の動滑車を3個使ったシステムだ。

 一般と異なるのは
1.タイダウンにはマジックテープを使ってはいない。
  マジックテープは劣化するとほとんど滑らなくなり微風下での
  制御が出来なくなる。
  それでロープをブームに巻き付けて、このロープに
 S缶をセットしてS缶をクリューに取り付けることにした。
2.ブームに巻き付けたロープにはビーズをセットして滑りを良くしている。

3.クリューに取り付けるS缶にはバンジーゴム用のS缶と動滑車も取り着けている。

3。アウトホール用の艤装はブームに取り付けた状態で保管して
  艤装を取り外さないようにしている。このためにセットアップの負担が大幅に減った。

4.コントロールロープはナイロンロープを主に使って来た。予算節約のためだ。
 我々の使用目的ではこれで、十分使える。
(ハードなレース志向には問題があるかもしれない?)

 このシステムは三年間ほど9隻のレーザー帯やシーホッパーで使用されてきたが
ほとんどトラブルこともなく使えた。


上の写真、昼休みに桟橋に係留しているところである。
桟橋に係留する時はS缶を外すだけで簡単にブームを帆から
外すことが出来て、桟橋係留時によくあるヨットが横風に煽られて倒れてしまうと云うトラブルが
この三年間皆無になった。


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