猛暑の服装

 異常気象で猛烈な暑さの時の服装。

 セーリングしていれば水に全身浸かることはある。その時に風に吹かれると寒くなる。
綿の服装はセーリングでは厳禁だ。綿は乾きが悪いのでいつまでも濡れている。
そのため、風に吹かれると気化熱によって体温が低下する。私は夏場にレーザー艇で沈して水に落ち、
沈起こししてセーリング続けていると、いつまでも乾かない綿のシャツのために
歯がガタガタとなるほど震え上がったことがある。それ以来セーリングで綿の服を着ることはなくなった。
日常生活では綿の衣服は適用温度範囲が広くて快適だが、セーリングでは厳禁だ。
濡れた服を着たまま、風に吹かれ続けると夏場でも悲惨なことになる。

 また、日常生活では暑くなると、半ズボンをはいたり、半そでのシャツを着るのが常識だが
セーリングでは違う。直射日光を浴びる時間が長くなるので、直接肌を日光にさらさないことが必要だ。
癌の予防でもあり、日焼けによる皮膚の老化を防ぐためでもあり、同じく日焼けによるビタミンDの欠乏の予防でもある。
セーリングをすることで老化を早めたり、健康を害したりするか。それともセーリングすることで健康の増進になるかの分かれ道でもある。

 意外と全身を衣服で覆う方が、直射日光を浴びるよりは涼しいのだ。

 それで、昨年度までは、猛暑の中でも長袖のポリエステル製のシャツを着て、ひざ下までの七分丈のズボンをはき
長めのソックスを履いていた。手には手袋を着け、帽子はキャップではなく、つばの広いナイロン製のハットをかぶり
ハットの下には衝撃予防のキャップ(このキャップは後頭部より後ろに布が伸びていて、直射日光が首筋に当たるのをふせいでくれる)
を着けていた。

 以上のような服装の問題点は夏でも着れる長袖のシャツや運動もできるタイプの七分丈のズボンなどは一般には販売されていなくて
探すのが大変だった。

 それで、今シーズンはレッグカバーとアームカバーをアマゾンで買い求めた。
これで、どこにでも売っているポリエステルなどの短パンや半そでの同じくポリエステル製のポロシャツやTシャツで
セーリングできることになる。
 
 アームカバーやレッグカバーはスポーツ専門店やアウトドアショップにも販売してなかったが、アマゾンにあった。

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