本日は快適セーリング

 本日のセーリングは午前中は5メータ、午後は6メータの風だった。典型的な中風の風だ。

 天気予報は何故か午前は北西の風で午後は南の風を予想していた。
が、実際は東の風だった。
 気象予報士が低気圧と高気圧を間違えてのだろうか?

 手賀沼は南北に短く東西に長い。午後には東のフィッシングセンターに向かってセーリングした。

 久々に偏光サングラスをかけた。
水面が観察できた。

 東からの風で湖面に波立ち方の異なる幾筋もの模様が見えた。
南側でもなく、北側でもない、湖面の中央の東西に幅30~50メータほどの
エリアが波立ちが激しく、風が通っているように見えた。
そのエリアをタックを繰り返しながらセールした。
これが奏功したと思える。今回は、問題のシーホッパー4号艇だったけれども
他の状態の良いレーザー艇に差をつけられずに上ることが出来た。

 フィッシュセンターからの下りでは、逆に艇の状態の良いと思われる艇を
リードすることが出来た。
 下りでは、最初はアウトホールやバングを上りの引き絞ったセットのままセーリングした。
安定していたけれども低速は遅かった。他のレーザ艇からは明らかに差をつけられた。
 途中でアウトホールを緩めて、バングを緩めるとスピードが出始めた。

 5~6メータの風であれば、ブローに吹かれても、それほどの心配は無い。
緊張して一瞬の油断もなくセールするなどと云う状況ではなく比較的楽に
セーリング出来た。艇をフラットにするのにも、ハイクアウトだけで充分だった。
ラダー操作はほどほどで済ますことが出来た。
もっとも、ハイクアウトの時間が長くて、足に疲れを感じた。
久々だ!

 途中一度だけ突然風が振れてアンヒールして尻が水に浸かる場面もあったが
アンヒール沈をすると云うことではなかった。

 大胆なロールタック・ロールジャイブが出来るような状況は少なかったけれども
タック・ジャイブの時の反対舷への移動のタイミングを少し遅らすことで艇をヒールさせておいてから
反対舷に飛び移るようにして操船した。
こうしたタックやジャイブは全く意外なことではあるが、トータルとしてのタックやジャイブの時間は速めてくれる。
 タックやジャイブはやはりロールを後半に開始することでスピードを速めることが出来るようになった。


 直進性の良いシーホッパーはレーザよりも回転速度が遅い。
タックやジャイブが遅いのだ。

 それでも、ジョン・エメットの推奨するやり方に従えばシーホッパーでも早くタックやジャイブで来ることが分かった。
これは大きな成果かもしれない。

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