風の完全なコントロール

　今日は目黒会に参加して、6メータの南の風だった。

　手賀沼の東西７キロを往復した。アビームの風でヨットは快走した。

　心がけたのは、艇を常に完全にフラットにすることだった。

　手賀沼の風は片時も同じではない。そのために、完全フラットを目指してセーリングすれば
常にシートの出し入れをやり、ラダー操作をしょっちゅうやることになる。

　分かったのは、完全フラットを目指すことで艇を完全にコントロールできていると考えてもよさそうである。

　風の変化に対しての反応が早くなり、その結果、強風にも強くなるようだ。

　アンヒール気味になればシートを手繰り、ヒール気味になれば、ハイクアウトを強くして、ヒールを起こして完全フラットにするのに
足りなければシートを緩める、さらに足りなければラダーを強く引くと云った操作を繰り返す。

　こうした、操作をやり続けていれば、ブローの風を逃さず前進力に変えることが出来る。
ブローに煽られて沈する確率も激減する。


　《強風下ほど完全フラットを目指すべき》
かもしれない。