ランのアンヒール沈

 昨日はアルバトロスクラブの目黒会のセーリングに参加した。
最近は風の変化を楽しむために、シーホッパー艇ではなく、より敏感なレーザ艇に乗艇している。

 午前中はほとんど風がなくほぼ無風状態で、午後から少し風が出てきたので
何とかフィッシュセンターまでの往復7キロをセールした。それでセーリングを切り上げようかと
思っていたら、いつもの仲間二人がフィッシュセンターまでセールすると云って桟橋に係留してあった
レーザー艇に乗り込んできた。
 風もかなり上がってきたので、私も再びフィッシュセンターまで行った。
行きは東の向かい風で、途中からは6メータを超える風が吹き始めた。
ハイクアウトを目いっぱいやる風になった。
 フィッシュセンターからの帰りのランでは一回のメインシートの出し入れで
スネーキングを試みた。
メインシートを右手に持ち、左手にラダーを持って、メインシートを一引き(60センチ)すると
艇がラフするのが確認できた。引いたメインシートの60センチ分だけ緩めると、艇はアンヒールして
ベアした。ふり幅は小さい。わずかではあるが艇は加速されているようだった。
 スネーキング(S字ランニングとも言われる)と言える程でもないが、シートの出し入れで
起こる変化を楽しんでいると、シートを出した瞬間にブローが入り、アンヒールがきつくなったので
メインシートを引き込もうとしたが重たくで引き込めなかった。
それで、メインシートを放して、体重をかけて艇をフラットにしようと試みたが
アンヒール沈をしてしまった。

 ランの時は風の変化が艇の後方から起きるので、ブローを水面の観察から読み取ることは
かなり難しい。

 手賀沼の風の変化は激しいので、メインシートの出し入れだけでアンヒールに対処するのは無理がある。

 以上の二点を考慮すると、どうしてもラダー操作によるアシストが必要かつ有効なように思われる。
次回の課題としたい。

 手賀沼での、スネーキングをシートの出し入れだけではなくラダー操作も併用してやるのだ。
突然アンヒールがきつくなっても、ラダー操作をやっていれば有効に対処できそうに思える。
ラダー操作によって艇をフラットにするのは一瞬の動作で可能だ!

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