風に聞く

 昨日(20171024)は二週間ぶりのセーリングだった。長雨や台風や帰省でやれなかったのだ。
今日の風は5メータほどの東寄りの風だった。
今回はレーザーではなく、シーホッパー艇に乗艇した。
久々にシーホッパーに乗艇した。やはり、コックピットが広い分足は楽だ。
予想した以上に肌寒くて、午後にはアルバトロスの上着を重ね着してセールした。

特段厳しいハイクアウトをやった訳でもないし、強風でもなかったので
それほどメインシートを引く力が必要だったわけでもないが
今朝起きると、足や腕など全身の筋肉痛だ。


超大型台風一過のためか、
東寄りの風にもかかわらず、風の変化は激しかった。
五メータほどの東の風は手賀沼では安定していて、気持ちよくリラックスしたセールが出来るのだが
変化が激しく、片時も油断のならない風だった。
特に東への上りの風の変化を強く感じながらセールした。

手賀沼の東の端のフィッシュセンターまでは二回も往復した。
西の端の北柏までは午前中の一回だけだった。
北柏の近くの水面には浮桟橋のような構造物が出来ていた。
その周りを回って、艇を反転させた。

それから桟橋まで帰り午前中のセールを切り上げ、昼食に入る予定だったが
風が良く変化して、非常にスリルがあったので、セールに夢中になり、そのまま桟橋から
東の端のフィッシュセンターに向かった。
他艇が続いてくるかと思っていたのだが、参加艇は昼の休憩に入って
追ってくる艇はいなかった。

リフトの風になるとある程度はリフトした時点でラダーを使って艇の回転を止めるのだが
今回は、ラダーは使用しないで体を外にかけてアンヒールさせてラフを止めた。
この方がより風に上らせることが出来るが、その分、艇が失速してしまうのが懸念されたが
何とも言えない。アンヒールのかけ方にもよると思われる。
フィッシュからの帰りは真ランに近かったが、風の振れが大きく
バイザリーからブロードリーチを繰り返したので艇のヒールにはそれほどの変化は
感じなかった。むしろ風は安定しているとさえ思えた。

バイザリーでのセールは艇の水音も高くスピードの乗っているのが確認できた。
それで、バイザリーを続けたいと思っても、しばらくするとナチョラルジャイブしてしまって
ブロードリーチのセーリングになってしまった。
この時、ジャイブをラダーを押して避けるか、ジャイブを生かしてロールジャイブにして
加速させるのが良い対応だが、これがやれたためしがない。

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