船底に水が溜まるとスピードが落ちても、安定性は増すように
思うかもしれないが、そうではない。
特に問題なのはレーザーやシーホッパーのように
船底の比較的平らなセーリングボートの場合だ。
船体が傾くと、傾いて低くなった方に水が流れる
そのために艇はますます傾くのだ。艇が本来持っている
復元力を打ち消す方向で働くのだ。
特に深刻なのは、大きくヒールした時だ。
復元力が打ち消されるために非常に沈しやすくなる。
強風下で風上に向かう時にはヒールとの戦いになるが
ヒール起こしもむつかしくなる。
もし、10キロの水が溜まるとヒールしている側の舷に
10キロの重りをつけたと想定して良い。
あるいはヒールを起こす自分の体重が10キロ減ったということだとしてよい。
これは、レーザーの場合であればスタンダードとラジアルの違いほどの影響が出るということだ。
私は30キロほどの水を船底に溜めた
シーホッパー艇に乗艇したことがある。
風が上がり5~6メーターほどの風になり、
風上に向かってクローズホールドをセールすると沈を繰り返した。
遂にはセーリングを諦めて手賀沼の西の端まで流されてしまった。
レスキュー艇のお世話になったのだ。
それ以来、船底に多量の水を溜めた艇には乗艇しないことにしている。
特に風の強い時は船底の水抜きを徹底することにしている。
思うかもしれないが、そうではない。
特に問題なのはレーザーやシーホッパーのように
船底の比較的平らなセーリングボートの場合だ。
船体が傾くと、傾いて低くなった方に水が流れる
そのために艇はますます傾くのだ。艇が本来持っている
復元力を打ち消す方向で働くのだ。
特に深刻なのは、大きくヒールした時だ。
復元力が打ち消されるために非常に沈しやすくなる。
強風下で風上に向かう時にはヒールとの戦いになるが
ヒール起こしもむつかしくなる。
もし、10キロの水が溜まるとヒールしている側の舷に
10キロの重りをつけたと想定して良い。
あるいはヒールを起こす自分の体重が10キロ減ったということだとしてよい。
これは、レーザーの場合であればスタンダードとラジアルの違いほどの影響が出るということだ。
私は30キロほどの水を船底に溜めた
シーホッパー艇に乗艇したことがある。
風が上がり5~6メーターほどの風になり、
風上に向かってクローズホールドをセールすると沈を繰り返した。
遂にはセーリングを諦めて手賀沼の西の端まで流されてしまった。
レスキュー艇のお世話になったのだ。
それ以来、船底に多量の水を溜めた艇には乗艇しないことにしている。
特に風の強い時は船底の水抜きを徹底することにしている。
コメント
コメントを投稿