先日(20171214)は目黒会の練習日だった。
朝、艇庫前に行って、トレイラーに乗せて陸置きにしてあった
レーザー艇のコックピットには氷が張ってあった。
厚いところでは2cmほどもあった。
この氷を取り除くには手間がかかった。
コックピットに付着していて簡単には剥がれない。
たたくと、コックピットの強化プラスチックを傷める。
太陽に当てて解けるのを待つしかなかった。
船体を傾けて、キングストンから水抜きをやったが
バケツに半分ほどの水が出てきた。船底に溜まった水は
凍っていなかった。
冬場になると、
水に浮かべて桟橋に係留しているヨットでは水が溜まり
この水の上に氷が張る。氷の厚さは1センチほどだ。
この場合は、氷の下には必ず水があり、水全部が凍ることはない。
けれども、今回は水に浮かべて係留しているヨットには氷が張っていない。
陸置きの艇だけに氷が張っていた。
しかも、氷の下に水の層はなく、全体が凍り付いて
コックピットに付着していた。
水面は0℃以下にはならないが、
湖水近くの陸地は容易に氷点下になるということだ。
氷の熱膨張係数は
《0℃のとき、氷の線膨張率は、52.7×10-6(K-1)》
である。これを具体的に表現すると
温度が0℃からー20℃に変化した時には1m長さの氷が0.1ミリほど伸び縮じみする。
一方FRPの熱膨張係数はFRPの材料がガラス繊維だとすると
《線膨張率(10-5⁄℃)0.8》程度と推定される。
そうすると
温度が0℃からー20℃に変化した時には一メータ長さのFRPが0.16ミリほど伸び縮じみする。
氷とFRPの間の膨張の差は
一メータの氷が張った時に0.06ミリほど膨張の差がある。
これはとても小さくて、コックピットのFRPにダメージを与える程のものではないと思われる。
ただ、コックピットには滑車やフットベルトやロープや
セルフベイラーのゴムやフットベルトを止める金属などもあるので
氷が強力に張り着いて、これらの小物を傷める可能性はある。
ともかく、氷点下になり温度変化の激しい陸に置いている艇の
コックピットに水が溜まり凍ると問題があるので
陸置き艇のコックピットをシートで被うことにした。
ホームセンターで購入した安価なシートを使い始めた。
少し厚い白いシートだが、ブルーシートでも充分と思われる。
朝、艇庫前に行って、トレイラーに乗せて陸置きにしてあった
レーザー艇のコックピットには氷が張ってあった。
厚いところでは2cmほどもあった。
この氷を取り除くには手間がかかった。
コックピットに付着していて簡単には剥がれない。
たたくと、コックピットの強化プラスチックを傷める。
太陽に当てて解けるのを待つしかなかった。
船体を傾けて、キングストンから水抜きをやったが
バケツに半分ほどの水が出てきた。船底に溜まった水は
凍っていなかった。
冬場になると、
水に浮かべて桟橋に係留しているヨットでは水が溜まり
この水の上に氷が張る。氷の厚さは1センチほどだ。
この場合は、氷の下には必ず水があり、水全部が凍ることはない。
けれども、今回は水に浮かべて係留しているヨットには氷が張っていない。
陸置きの艇だけに氷が張っていた。
しかも、氷の下に水の層はなく、全体が凍り付いて
コックピットに付着していた。
水面は0℃以下にはならないが、
湖水近くの陸地は容易に氷点下になるということだ。
氷の熱膨張係数は
《0℃のとき、氷の線膨張率は、52.7×10-6(K-1)》
である。これを具体的に表現すると
温度が0℃からー20℃に変化した時には1m長さの氷が0.1ミリほど伸び縮じみする。
一方FRPの熱膨張係数はFRPの材料がガラス繊維だとすると
《線膨張率(10-5⁄℃)0.8》程度と推定される。
そうすると
温度が0℃からー20℃に変化した時には一メータ長さのFRPが0.16ミリほど伸び縮じみする。
氷とFRPの間の膨張の差は
一メータの氷が張った時に0.06ミリほど膨張の差がある。
これはとても小さくて、コックピットのFRPにダメージを与える程のものではないと思われる。
ただ、コックピットには滑車やフットベルトやロープや
セルフベイラーのゴムやフットベルトを止める金属などもあるので
氷が強力に張り着いて、これらの小物を傷める可能性はある。
ともかく、氷点下になり温度変化の激しい陸に置いている艇の
コックピットに水が溜まり凍ると問題があるので
陸置き艇のコックピットをシートで被うことにした。
ホームセンターで購入した安価なシートを使い始めた。
少し厚い白いシートだが、ブルーシートでも充分と思われる。
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