一昨日(20170118)は仲間二人と冬季練習をやった。
四月並みの暖かさと云うことで15℃ほとにもなった。
それで、ドライスーツをやめて、やや厚手での
トレーニングウエアでセールした。
いつものようにセールしたつもりだったが、今回は
仲間に大幅に差をつけられてしまった。
最近はレースを含めて、好不調の波が大きい。
今回も北柏へのレグでかなりの差をつけられたので
仲間の艇と私の艇の違いを見てみると、バングの位置が
かなりの差があることが分かった。
南西の風をアビーム気味に受けて西側の端にある北柏を向けて
セールしたのだが、この時にブームの位置がやや高くなり
帆がよじれてしまって、その分失速したようだ。
ブームの制御の基本的な考え方を下記に整理しておく。
帆はブームが無ければ、よじれてしまう。
その結果、上に行く程帆が艇の前方に出る。
風は上方に行く程早くなる。それで、帆を流れる風は
上に行く程早くなり、風上に向けてセールする時には
上に行く程艇のより前方から風が吹くことに成る。
そうすると、帆の上になるほど帆が手前側に引き込まれた方が
有利だが、そのように帆を変形させることはできない。
バングが上がってしまうと、上に行く程風が強まる効果と
帆のよじれの効果のダブルパンチを受けて
帆の充分な前進力が得られない。
風上に目いっぱい切り上がってセールする時には
バングを目いっぱい引いてブームを目いっぱい下げてセールする。
一方、風に下って、艇の後方から風を受けてセールしている
時には、逆になる。
上に行く程風が強くなるので帆の上の方では帆はより外側に展開した方が
風に合うことに成る。この時には、帆のよじれが
風に合う方向である。
つまりバングを緩めて
ブームを上げて帆に適当なねじれをあたえることが出来れば
帆の力をより引き出すことが出来る。
この適当なよじれを調整することはむつかしい。
どの程度のよじれを与えると風に合わすことが出来るかは
結局、スピードの変化を感じ取りながら調整するしかない。
私には自信がない。
、風を帆のリーチから受けてマストに抜くいわゆる〈バイザリー〉のセールでは
逆にリーチにテンションを掛けてやる必要がある。
ただし、上りの時と同様に、ブームを下げ過ぎると帆のふくらみが
無くなるので、下手をすると失速してしまう。
実際、どの程度のブームの下がりがその風に合っているのかを
判断することは非常にむつかしい。
艇のスピードの変化を敏感に感じ取ることが出来れば良いのだが!
暫くは、全身を耳にして、水音を聞きながら、
あるいは、耳の後ろに風を感じながら、
ブームの調整とスピードの変化を感じ取り
セールすることを心がけてみたい。
四月並みの暖かさと云うことで15℃ほとにもなった。
それで、ドライスーツをやめて、やや厚手での
トレーニングウエアでセールした。
いつものようにセールしたつもりだったが、今回は
仲間に大幅に差をつけられてしまった。
最近はレースを含めて、好不調の波が大きい。
今回も北柏へのレグでかなりの差をつけられたので
仲間の艇と私の艇の違いを見てみると、バングの位置が
かなりの差があることが分かった。
南西の風をアビーム気味に受けて西側の端にある北柏を向けて
セールしたのだが、この時にブームの位置がやや高くなり
帆がよじれてしまって、その分失速したようだ。
ブームの制御の基本的な考え方を下記に整理しておく。
帆はブームが無ければ、よじれてしまう。
その結果、上に行く程帆が艇の前方に出る。
風は上方に行く程早くなる。それで、帆を流れる風は
上に行く程早くなり、風上に向けてセールする時には
上に行く程艇のより前方から風が吹くことに成る。
そうすると、帆の上になるほど帆が手前側に引き込まれた方が
有利だが、そのように帆を変形させることはできない。
バングが上がってしまうと、上に行く程風が強まる効果と
帆のよじれの効果のダブルパンチを受けて
帆の充分な前進力が得られない。
風上に目いっぱい切り上がってセールする時には
バングを目いっぱい引いてブームを目いっぱい下げてセールする。
一方、風に下って、艇の後方から風を受けてセールしている
時には、逆になる。
上に行く程風が強くなるので帆の上の方では帆はより外側に展開した方が
風に合うことに成る。この時には、帆のよじれが
風に合う方向である。
つまりバングを緩めて
ブームを上げて帆に適当なねじれをあたえることが出来れば
帆の力をより引き出すことが出来る。
この適当なよじれを調整することはむつかしい。
どの程度のよじれを与えると風に合わすことが出来るかは
結局、スピードの変化を感じ取りながら調整するしかない。
私には自信がない。
、風を帆のリーチから受けてマストに抜くいわゆる〈バイザリー〉のセールでは
逆にリーチにテンションを掛けてやる必要がある。
ただし、上りの時と同様に、ブームを下げ過ぎると帆のふくらみが
無くなるので、下手をすると失速してしまう。
実際、どの程度のブームの下がりがその風に合っているのかを
判断することは非常にむつかしい。
艇のスピードの変化を敏感に感じ取ることが出来れば良いのだが!
暫くは、全身を耳にして、水音を聞きながら、
あるいは、耳の後ろに風を感じながら、
ブームの調整とスピードの変化を感じ取り
セールすることを心がけてみたい。
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