ブームの最適位置

 昨日(20180130)いつもの手賀沼で仲間四人とセールした。
レーザー艇に乗艇した。

 問題のブームの位置に意識を集中してセールした。
セール開始直後から大きな変化があった。
風が入ると一気に加速されるのが感じ取れた。
ブームを下げていると風の変化に非常に敏感に反応することが
分かった。
 前回まで、艇の速度で負けていたのだが
昨日はむしろ早く走れた。

 クローズホールドをセールする時には、ブームバングよりも
むしろ、メインシートの引き込んでブームの位置をコントロールすることになる。
《フリーセールではブームのコントロールはブームバングでのみ決まる》
 ここ半年ほどの私のセーリングの不調はブームを上げ過ぎたことに
よることが明らかになった。
これはロールタックがやりやすいために
ブームバングを緩めに設定する癖がついてしまっていたのだ。

 今回、全く問題なくやれたタックがブームが下がったために
非常にやりにくかった。 

 下記はゴールドメダリストのグッジソンのタックの動画だ。
ブームが目いっぱい下がっていて、ブームをくぐって
タックをやるのが窮屈に見える。

Paul Goodison :Gold Medalist


 風に下る時にはブームをある程度上げた方が有利だが、
ランで上げ過ぎると艇が不安定になる。
下記はジャイブの時の動画だ。
ブームはやや上がっている。
微妙である。
ランの時のブームはどの程度にすれば良いかの
一つの目安にはなる。

Nick Thompson:2015 and 2016 Laser World Champion


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