強風下のロールタック

 昨日(20180227)は微風が予想されたが
中風でやや強い風の時もあった。
 白波が立つほどではなかったけれども
プレーニングする場面もあった。

 そうした中で、バングを引き絞ったまま
ロールタックを試みた。

 これまでやっていたような
身体をハイクアウトさせながら、
ヒールさせて
返ってくるブームを
かいくぐり反対舷に移動すると
言うやり方は難しい。

 下がったブームをかいくぐるのを
優先するために、ハイクアウトなどは
できない。

 強風下では単にブームをかいくぐり
両足を少し立てて様子を見る。
 次にヒールの具合を見ながら反対舷に
身体を移動させる。
 要するにブームが頭の上を通過した
後、すぐに体を反対舷に移動させないで
ヒールの具合を観察しながら反対舷に
移るのである。強風下でも安定した
ロールタックが可能になる。
 強風下では
艇を加速させることはできないが、
スムーズにタックにするには
ややヒールさせて
これを起こすと言ったやり方が有効だ。

 これと同じように、
ブーム目いっぱい下げた時には、
ブームをかいくぐった後に
すぐに反対舷に
移らないでヒールの具合を見ながら
納得できるだけヒールした後で
身体を反対舷に移すやり方が
有効だと感じた。

 ヒールを起こす時には、
セールで風を起こせて有効だ。
 が、ヒールさせる時には
このやり方は効果がほとんどない。
けれども、これは仕方ない。

 しばらく、このやり方で
試してみることにした。


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