バングでデスロールを低減

　最近、バングの調整に神経をとがらせている。

　ボートスピードにかなり影響するからだ。
そこで気が着いたことだ。

　ランニングの時デスロールが始まると
バングを引くとデスロールを止めることができる。
バングを引くと帆のヨレが無くなる。
帆がヨレテいると、帆の上部に行く程、アンヒールの
力が働く。帆の上部に合った風が吹くとアンヒールして、
帆の下部に合った風が吹くとヒールする。
これで、ヒールとアンヒールを繰り返すデスロールが起こる。
デスロールを防止するために、メインシートを引き込むこともあり得るが、
意外と手間と時間がかかる。
　それに引き換え、バングを引き込むのはワンタッチで一瞬でできる。
けれども、ブームが真横辺りに出ている状況でバングを引き込むのは
レーザーの最新のバングの１：１５の艤装でも、やや力がいる。
それで、バングのロープの手元に輪を作りこれにチュウブを通して
握りやすく力が入りやすくしている。

　バングでコントロールするようになって、デスロールがほぼ完全に
防げるようになった。