陸置き艇の桟橋からの揚げ降ろし

 アルバトロスクラブでの冬期練習は
今月(201803)で終わる。
私はクラブ艇を使って冬季練習に参加した。

この場合問題になるのは、クラブ艇が水上に係留されていることだ。
昨年度の11月に整備して以来、水に浮かべたまま4カ月も経過すると
艇によってはかなりの水漏れもあり、重くなり不安定になる。
桟橋に引き上げて、水抜きや船底掃除をやろうとしても、
田んぼに水を引かない時期で、手賀沼の水位が下がり
桟橋に引き上げるのは、一人では無理だ。

仲間が桟橋に車輪を取り付けてくれたので
滑車を使い水位が低くなっても桟橋からの
上げ下げが一人でできる。
水に浮かべている艇を引き上げて水抜きや船底掃除
をやりながら、冬季練習をすることもできるが、
いっそのこと陸置きにしてやってみた。
艤装は陸上でやるのではなく、
船体を水に浮かべた状態で艤装のセットや解除をやった。

 水に浮かべて使う時と陸置きにした時との
日常の艇のセットアップにかかる手間はほどんど
同じであることが分かった。
ただ、トレイラーで桟橋を移動させる時には
トレイラーの車輪が桟橋いっぱいに広がり
コーナーなどで脱輪しないかが心配だった。
また、トレーラーを桟橋上で押すのはやや力が必要な箇所があった。

 昨年までは、自艇を保有して、陸置きにしている
人たちと並走すると、全く歯が立たなかったが、
今年は良く走ってくれた。
楽しいセーリングを冬場もやることができた。

 四月のアルバトロスクラブの定例の活動が始まると
人や艇が増える。そうすると
桟橋いっぱいに、艇を乗せてトレイラーを移動させるのは
無理がある。陸置きは諦めるしかないが
将来の運営には参考になる。

参考動画
桟橋の端に車輪を取り着けて、艇の水面への上げ下ろしに使う。




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