シーホッパー艇の水漏れ

  本日は主にヨットの整備をやった。
セールはわずか30分程度で終えた。
東の5メータの風げかなり気分よくセール出来る風だったが
整備のために切り上げた。

 シーホッパーの一艇が水漏れを起こして
沈没寸前だった。
 桟橋に引きあがようとしたが重くて
持ち上がらない。
下手すると、桟橋を壊してしまいそうだった。
 それで、キングスとを開けて
艇のバウだけを桟橋に持ち上げて様子を見た。
30分が経過しても一向に水が抜ける気配がない。
意外と密閉状態が良いようだった。
船体の水に浸かっている部分に穴が開いていたとしても
その他の部分が完全に密閉されていれば
水は船体からは出ていかない。
そのような状況だった。
それで、五人がかりで、船体のバウを少しづつ桟橋に引き上げて
いった。
そうすると、セルフベイラーが水面からやや浮く程度まで
引き上げるとボコボコと音がして
船体に空気が入りだした。
船体から水が抜け始めた。
センターボードの受口に触れると
大きく振動しているのが分かった。
センターボードの支え台のどこかから
水が抜けていることは間違いないようだった。
30分ほどでキンググストンの穴から
水が抜けたので桟橋に引き上げることが
出来た。
さらに、完全に水抜きをして
桟橋に引き上げて船体をひっくり返して
裏側からセンターボードの口をみると
スターン側の箇所がすり減り穴が開いていた。

 FRPに貝殻の骨材を混ぜ硬化剤を
投入して、穴をふさいだ。
これで、無事に水漏れ修理が完了してほしいと
願っている。

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