カニンガムの使用:強風下のセール

 本日(20180526)はかなりの東の強風の中、手賀沼でセールした。
今日もシーホッパーに乗った。
風上の杭と風下の手賀大橋近くに置かれた黄色い
梵天の間の700メータを午前中は三回往復した。
相変わらず、手賀沼の風の変化は激しく
片時も油断はできない。
上りでは常に進路を変えて風の変化に対応する。
一瞬の油断で失速するか、沈してしまう。
 心がけたのは、
カニンガム・アウトホール
バングの調整
を上り下りで変えて
セールの形状を確認し、水面を観察して
ブローを見逃さないようにしながらセールした。
基本の基本だが、これまでは
セールの形状の変化まで
確認はしていなかった。
 午後には一層風速が上がり、
白波が立ち始めていた。
風上の杭の周りを回ってアビームからランなる時に
猛烈に加速されたのは良いが、そのまま沈してしまった。
マストのトップには小さな風船を着けていたので
難なく沈起こしは出来た。
が、メインシートがブームに巻き付いて
引き込めなくなってしまった。
風が弱くなったころ合いを見計らって
ラダーを足で固定し、片手でブームを固定し
もう一方の手でブームの端に巻き付いた
メインシートをほどいた。
カニンガムを
強烈に引き込んでセールを再開した。
カニンガムを強烈に引き込んで、風に上る時に
セールを見るとマストに近くの30~50センチほどは
平らだった。それより後方に帆のタワミが出来て
風をはらんでいるのが分かった。
また、帆のリーチが風でばたついているのが見て取れた。
決定的にパワーダウン出来ているのが確認できた。
帆の有効面積が半分ほどになっていた。
しかも上ほど風が逃がされている。
つまり、ヒールのモーメントが非常に小さくなっている
ことが確認できた。
それで、帆の面積の大きなシーホッパーでも
強風下で一時間ほどもセールを続けることができた。


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