ロールタックとシーホッパー

 冬季練習〈201712~201803〉ではレーザー艇に乗艇
していたが、この四月からはシーホッパーに乗っている。

 昨年度はバングの引きが甘くて失速する場面があったので
最近はバングを充分利かせてセールすることを
心がけている。
そうすると、レーザー艇でのロールタックが
非常にやりにくくなった。
ブームの位置が下がるために、かなり身を屈めないと
ブームをかいくぐれない。

 ところが、最近乗艇しているシーホッパーでは
全く予想していなかったがレーザーと同じように
バングを利かせた状態でもはるかにロールタックが
やりやすいことが分かった。

 バングを利かせてブームを下げるとき、
レーザーではマストが二本継ぎで硬いために
ブームが下側にベンドするほどにも力を
かける時さへある。
 一方シーホッパーのマストは四本継ぎのために
柔らかくて曲がりやすい。
それで、タックの時に頭を通過するブームの位置が
シーホッパーの方がやや高い。
五センチほどかもしれないが
ブームをかいくぐる時のこの差は大きいようだ。
 その上、シーホッパーのコックピットはレーザーよりも
はるかに広い。体の移動がすこぶるやりやすい。

 その結果、クローズホールドでバングを
充分利かせた状態でも楽に
ロールタックが楽しめることが出来た。

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