風見なしのセーリング

 一昨日(20180811)は、
シカーラに乗艇した。
 雨が降った後だったので、
サイドステーに取り付けてあるアクリルの毛糸が
濡れていて風でたなびくことはなかった。
メインセールやジブセールの風見も
風でたなびかなかった。
 それで、やむなく風見なしのセールを試みた。

1.まず、帆が艇の右側にあるか左側にあるかで
おおづかみに風が右側からきているか
左側からきているかを判断する。
風上に切りあがっていって回転させれば
タックになり、風下に切り下がって回転させれば
ジャイブすることになる。

2.次に同じ舷に帆が出されている状況をキープして
風上に切り上げるためには、
乗艇位置をセンターボード近くにして、
メインセールを引き込んでいくと艇は次第に
ラフしていく(風上に切りあがっていく)。
メインシートを目いっぱい引き込んで
メインシートの前方のマストのすぐ後ろ当たりに
裏風が入りだす直前で艇の回転を止めれば
クローズホールドをセールできる。

3.逆に艇を次第に風下に向けていくためには
メインシートを出してやりそれに合わせてラダーを
引いてやる。これも裏風が入る直前で
艇を直進させればブロードリーチをセールすることができる。
メインシートを30~40度ほども出して裏風が
入る直前の方向にラダーを合わせれば
ほぼアビームをセールすることができる。

 ポイントはセールのトリミングができるかどうかである
それさえできれば、風見がなくてもヨットを自由に操ることは
できる。


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