バングを引き絞ってプレーニング

　昨日（20190402）は５～６メータの西風の
中をレーザー艇の乗艇してセールした。
しばらくは、西側の手賀大橋に強風が遮られる
桟橋前のエリアでセールした。
　相棒はミニホッパーでセールした。
私の場合はレーザー艇のスタンダードだが
アウトホール・バング・カニンガムなど装備が良いので
パワーダウンは容易だ。
それで。
「この程度の風なら十分セールを楽しむことができる
と言うよりも、絶好の風だと言える」
と思ったけれども、相棒の艇は艤装が充分ではないので
心配した。
桟橋前で30分ほどセールした相棒が
「北柏に行ってみたい」と言うので
西側の北柏方面に向けて、手賀大橋を超えて
セーリングを始めた。
風が上がり手に負えなくなれば
メインシートを解放すればよいがその時は
風下に流される。西風の時には東に流される。
従って西方面に行っていれば風に流されても
桟橋に問題なく帰着できる。それで、北柏に向けて
セールしたのだ。
手賀大橋を超えて行くと
風は南に振れてアビームに近くなり快走を始めた。
風が強くメインシートが重い。
バングを利かすとプレーニングを始めた。
さらにバングを利かすといっそうスピードが出たが
沈してしまった。体重64キロの私にはブローが入ると
スタンダードのレーザー艇はオーバーヒール沈を
免れない。
緊張してヒールがかかれば、すかさずメインシートを緩めたり
ラダーをしゃくることでオーバーヒールに素早く
対応しないと沈をする。
本当は、もっとバングを利かせてセールしたいところだが
やや寒かったので自重した。
それでも、充分楽しむことができた。
相棒はバングが明らかに上がりすぎだが
アビームではこれがパワーダウンになり
一度も沈することもなくセールを終えることができた。