速いロールタックに有効な引手

20191111 曇り 室温20℃

 一昨日のセーリングはシーホッパーだった。
シーホッパーの良い点は船底が平らなので滑るように
走ってくれる。気分が非常に良いことだ。
 けれども、船底が平らなので、ロールタックでは
艇が傾きづらいし、艇の回転速度も遅い。
ロールタックの理想は早くて充分艇をヒールさせることだ。
レーザー艇に比べるとどうしても回転速度が遅い上に
艇を傾けるのに時間がかかってしまう。
それで、いかに早くロールタックをやるかが大きな課題になっている。
その一つが、艇がタックに向けて回転させ始めたときに
ハイクアウトを徹底して艇を可能な限り傾けることだ。
徹底させる必要がある。
 もう一つのポイントは帆が反転した直後に
シートをつかんだ手でフットベルトをもって
身体を引き上げるが、この時に力を一層強くすることで
艇がスムーズに傾いてくれることだ。

 以上は微風下の話であって、風が強まれば
それに伴って、艇は簡単にヒールするようになる。
むしろその場合には艇がヒールし過ぎて沈しないように
注意する必要が出てくる。
 風が強いと
シーホッパーでも容易にロールタックができる。
強風下でロールタックを強行すれば
レーザーでは簡単に沈してしまう。
強風下ではむしろシーホッパーの方が有利かもしれないのだ。



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