半年ぶりのセーリングを手賀沼でやった。
新型コロナ対策としてセーリングを控えていたわけではない。
コロナウイルスは紫外線には弱く数分で死滅する。
風吹くセーリングでの問題は感じていない。
特に私の場合はシングルハンドなので完璧だ。
ハーバーへは車で行くし、昼は自炊だ。完璧だ。
《ステイホームは感染の防止には良いかもしれないが免疫には最悪だ》
それでセーリングを早くやりたかったのだけれども書籍の作成で忙しいので中断していた。〈生活習慣と免疫〉と言うタイトルの電子出版をするためだ。
免疫の本格的な勉強を始めたが、大変な難関だ。それで、その息抜きのためもあってセーリングを楽しんだ。
久々だったので不安はあったが、シーホッパーで3時間ほどセーリングしてロールタックやロールジャイブを楽しんだ。風がないだ時は暑かった。
免疫の勉強は骨が折れるけれども、新型コロナウイルスの対処へのヒントが得られるので助かっている。
免疫の勉強でコロナウイルスに関して分かったことは下記だ。
1.人に限らず多くの生物は体内でものすごく多くのウイルスと共生している。共生とは助け合っていること。(コロナウイルスだけでも数万種類はいてそのほとんどと共生していると推定されている)
2.凶暴なウイルスは感染した生物を殺してしまうので自分も滅ぶ。共生できるウイルスだけが生き延びられる。
3.大腸菌に善玉菌と、悪玉菌と、時に悪玉になり時に善玉になる日和見菌があるようにウイルスにも善玉ウイルスと悪玉ウイルスと日和見ウイルスとがある。新型コロナウイルスは典型的な日和見ウイルスと考えられる。80%の人にはほとんど問題ないが、基礎疾患や肥満の人には牙をむき悪玉ウイルスとしてふるまう。
日和見ウイルスの場合は次第に弱毒化し、感染力を増す形でやがて人と共生するようになると予測する専門家が多い。京都大学の疫学の専門家である上久保靖彦教授によると日本人はすでに多くの人が新型コロナウイルスの旧型の免疫は持っていて、来年(2021)には新型コロナウイルスは日本人との共生状態に入ると予想している。
5.ダーウィンの進化論では突然変異で起こった遺伝子の変化が自然淘汰で淘汰されて生物は進化すると言う結論になるが、遺伝子の突然変異の頻度が測定されて進化を説明できるほど頻繁には起こらないと言われるようになってきた。
細胞内に入り込んでその遺伝子で生物の遺伝子に働きかけるウイルスの力で進化できたと言えそうである。
6.ウイルスとはうまく付き合うことが非常に重要で完璧に追い出すことなどを目指すと大変危険である。
かつて、アメリカの先住民は白人の持ち込んだ疫病によって多くの人が死に絶えた。疫病に対しての免疫がなかったんためと言われている。つまり突然にウイルスに晒されるようなことがもっともリスクが高い。新型コロナに関してもロックダウンなどで完璧なウイルスの追い出しをしているところへ突然進化凶暴化したウイルスが体内に入ると免疫がないためにやられてしまう。そうではなくウイルスがそれほど強毒でないころから数度にわたりウイルスを体内に入れて徐々に獲得免疫を養いながら対応するのがベストのようだ。東南アジアの国々で新型コロナの死者が圧倒的に少ないのは弱毒性のS型などの新型コロナウイルスなどに体が慣らされていたためとする上久保教授の説は説得力がある。ロックダウンで新型コロナウイルスの封じ込めを狙った欧米先進国は悲惨な結果になった。
日本は新型コロナウイルスの封じ込めを狙うのではなく拡散するのは避けられない(感染は黙認する)として重傷者の手当てや死者を減らすことに全力を上げた。欧米諸国からは「的外れな日本の対応」として批判されたが、これが奏功した。感染者が増えても重傷者や死者は圧倒的に少ない。(死者に関しては6月度より厚生労働省の統計方法が変更になり新型コロナウイルスが陽性であれば死亡原因を問わず、新型コロナウイルスでの死亡にカウントされだした。心筋梗塞で無くなっても、腎臓疾患で無くなっても、癌で死亡しても、新型コロナ陽性であれば新型コロナが死亡原因とされるようになった。それでも死者数は圧倒的に少ない!)
新型コロナと対決してはいけないのだ。共存を計らるのがベストのようだ。
結論は《免疫力を高めて、新型コロナと共存することのようだ!》
参照:免疫力を高める(動画)
コメント
コメントを投稿