昨日、手賀沼のアルバトロスヨットクラブに行ってセーリングした。ヨット仲間とは久々だった。新型コロナが気になって自粛していたわけではない。執筆作業に手間取り時間が取れなかっただけだ。
シングルハンドのセーリングをする仲間とバーベキューを楽しむ仲間がいた。中には両方に参加する人もいた。
マスクをかけている人はほとんどいなかった。そのことに私はほっとした。バーベキューにしてもセーリングにしても三密とは程遠い。けれども、世間に配慮してアルバトロスクラブの催しのおおくを中断してきた。アルバトロスクラブにも高齢者や基礎疾患を持つ人もいるので慎重である必要はある。
が、慎重になり過ぎてアウトドア活動を低下させると、免疫維持にはかえって悪い。ステイホームなどと言うのは免疫力を保つためには最悪だ。
新型コロナへの対応は感染対応一辺倒のマスコミ報道とは異なり専門家の意見は大きく分かれる。つまり三密対策こそが決定的だとする見方もあれば、反対に適度にウイルスを入れた方が良いとする権威も少なくはないのだ。
私も、日常的にはマスクを着用し、手洗いの励行を心がけてはいる。けれども、あまりに徹底してウイルスを寄せ付けない生活習慣には不安を感じることもある。
アメリカ大陸の先住民たちは、白人が突然持ち込んだウイルスにまったく耐性がなく病死してしまった。戦いで殺された人よりもはるかに多くの人が病気で亡くなった。現在の糖尿病対策で実施される糖質制限でも、糖質ゼロなどと言う極端なことを実行すると、肝心の耐糖能力が低下してしまい糖尿病は悪化するのだ。フランスの生物学者のラマルクが言ったように「使う器官は発達し、使わない器官は衰える」のだ。膵臓も適切に糖分を摂り膵臓のインシュリン作成機能を使わなければ膵臓が衰えてしまうのだ。免疫も同じである。
新型コロナウイルスに関しても完璧に体内に入るウイルス量をゼロにするのではなく発症しない程度に体に入れ続けた方が免疫が機能して良いとする考え方もあるのだ。こうした指摘を考えると、セーリングに行ってまで、マスクをしていることが不安になってくるのだ。こんな気持ちでいたので、私はマスクを外して、桟橋へと向かった。多くの仲間がマスクを着けていないことに、むしろ安心した。
参照:コロナに打ち勝つ免疫強化
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