微風下のレース

 　微風下のセーリングでは

何よりもフレッシュウインドウを

受けることを心がけることです。

微風下では他艇の影響を強く受けます。

それで、他艇の陰に入ってしまうと

大きく失速してしまいます。

強風下では他艇の後から出発しても

操船に自信があり艇速を上げることができれば

他艇を抜くさることも可能ですが、

微風下では技量があっても

一旦後塵を拝してしまえば

追いつくことは困難になります。

例えば、本部艇を右側にみてスタートを切る時に

風が左側に振れていたとします。

そうすると、スタートラインの右側である

本部艇の近くから出発するのが有利と

誰しも思います。

けれども、そのために本部近くは混雑します。

混雑するとフレッシュエアーは受けられなくなり

苦戦することにもなりかねませ。

本部艇から遠く離れたところで出発すれば

ｽﾀｰﾄ切る時点からあるてい程度は不利になります。

が微風下でフレッシュウインドを受けてセーリングできれば

多少の遅れはすぐに解消できてしまいます。

上マークの回航時点でも混雑に突っ込んで

停滞してしまうよりも大回りでも、フレッシュエアーを

受けながら回航することで優位に立つこともできます。