レーザーなどのシングルハンドでの
強風下でのロールタックは難しい。
帆が反転した後の艇のヒールが速く
反対舷への体重移動が遅れると
沈してしまう。
それでも、工夫すれば
ロールタックは、ある程度は可能。
かえって、タックは安定する。
それは、ロールタックでは
シート手でフットベルトを持ったり
ラダー手でガンネルを掴んだりすることで
反対源への体重移動がスムーズで安定するからだ。
もう一つは、艇の傾きを
観察しながらタックすることになるので
タック角度などが安定する。
【強風下のロールタック手順
1.ハイクアウトを弱めて
艇を風上に向かわせる。
2.帆に裏風が入り始めたら
シート手でフットベルトをつかむ。
3.ラダーを押して帆が反転したら
フットベルトをシート手で引きながら
ラダー手で乗艇側と反対の
ガンネルを捕まえて
腰を浮かせて体を前方に向ける。
艇の傾きを観察する。
4.沈しない程度に傾いたら
ラダー手を引いて
反対舷に移ってハイクアウトする。
】
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